知っていなければ、と思ってしまう。
あの人の噂、今流行りの店、台風の情報。全てちゃんと知っておかなければ、と思ってしまう。
この前も友だちが登った山についてLINEで会話している時、その山の名前をググってしまった。知らないことにビビるのだ。
知っていないと怖い、その感情が日々の言動に悪影響を及ぼしている気がする。
知らないとは言えないから、初対面かそうじゃないか分からない人には「はじめまして」とは絶対に言わず、「お疲れ様です」としか言わない。向こうが口火を切ってから追って挨拶をする。そのせいでちょっと印象が悪いかもしれない。
会社の人とランチに行った時、もりそばとかけそばの違いが分からなくて、一か八かでかけそばを頼み、本当に食べたかったのはもりそばだということに気づいたり。その場でかけそばって何ですか?と聞いてしまえば良かったなと思う。
知らないことは愚かさではあるけれど、愚かであるからこそ、可愛げもあるように思う。だから思い切って、知らないことを正直に知らないと聞いて、”そんなこと”も知らない人間だと周りに理解してもらおう。
とはいえ、俺はあの人の噂も、今流行りの店も、台風の情報も知らないが、オシムヘンがチェルシーに移籍できず結局ガラタサライにローンされたことは知っている。
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