過労を考えてみる。
就活をしていた頃からずっと仕事とは、労働とは何なのだろうと思っていた。なぜ働かなくてはいけないのか、なぜこんなバカバカしい就活をしなければいけないのかと思い続けていた。
だから、自分は「働きたくない人間」なのだと思っていた。
しかし、蓋を開けてみれば真逆だった。追い立てられるように時間と心を働くことに費やしている。どうしたら評価されるのかと、不安に駆り立てられ、仕事術の本を読み、エンタメの摂取を抑え、働くことにどんどん生活が最適化されていく。
「働きたくない人間」とは「働いてしまう人間」なのだった。
要は、俺は働くことに強烈な磁力で引きつけられてしまう人間なのだ。働いていない時はとんでもなく働くことに嫌悪感を抱き、働いているときは働くことに義務感を抱く。
働くことに引き付けられないドライな人は平気で就活して、平気で働く。平気で部活を楽しんで、平気で将来の夢を描いて、平気で留学して、平気で自分の性格を一言で表す人生の延長線。
もうちょいドライに働きたい。
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